アルバムから
神戸西郊外の風景
神戸西郊外はいにしえより源氏物語など文学の舞台に登場し、多くの歌人に詠まれ、兵庫県下最大の古墳や大歳山遺跡、わが国唯一の孫文記念館「移情閣」などを有し、旧石器時代からの古い歴史と風光明媚で温暖な気候に恵まれていることが特徴です。ことに須磨から明石に続く海岸線は紀伊半島と淡路島と明石海峡に囲まれた穏やかな内海に面し、多数の船が行き交い終日見飽きることはありません。JRや山陽電車からはこの海岸線の眺めを四季折々楽しむことが出来ます。晴天の朝の日の出、そして沈む夕陽、逆光の中に浮かぶ釣り船のシルエット、天使の階段(Angels' Ladder)と称される雲間からのきらびやかな数条の陽光などは忘れがたいものです。関東の方なら船の往来は別として湘南海岸を想起されるかもしれません。1998年4月5日には全長3,911メートル、中央支間1,991mで世界最長の吊り橋である明石海峡大橋が開通し、淡路島や四国のアクセスには便利になりましたが、昔日ののどかな風景を知る者にとって、周辺の近代化には一抹の寂寥感(せきりょうかん)を覚えるのはひとり筆者(管理人)だけではないのではと思います。 
塩屋漁港   神戸市垂水区塩屋町(文字をクリックするとアルバム詳細ページにジャンプします。)
舞子砲台跡 神戸市垂水区東舞子
(舞子砲台跡)  
明石海峡大橋や舞子公園を散策する人は沢山いるのですが、大橋のたもとから西へ約150メー トルのところにあるこの砲台跡は知る人ぞ知る幕末の貴重な遺跡のひとつで静かに歴史を抱えたまま眠っています。

(現地案内板説明より: 一部加除)
幕末に外国船の侵攻に備えて、文久3年(1863年)、幕府の命により、勝海舟の指導のもと、明石藩城主松平慶憲が築造。対岸の淡路島にある徳島藩松帆台場と協力して明石海峡を通過する黒船をはさみ撃ちにする計画でしたが、一度も使われたことはありません。残存する石垣は下層部分で高さ6メートル。現在なお護岸の役目を果たしています。
神戸西郊外の風景--舞子砲台跡神戸西郊外の風景--舞子砲台跡舞子砲台跡--神戸市垂水区東舞子町舞子砲台跡(現地案内板)--神戸市垂水区東舞子町舞子砲台跡(基底部石組み)--神戸市垂水区東舞子町舞子砲台案内板
大歳山遺跡 神戸市垂水区西舞子
(大歳山遺跡)
大歳山遺跡は大正11年に考古学者の直良信夫 (なおらのぶお)博士(明石原人の化石発見者)が縄文時代前期の土器を発見したのがはじまりです。ここには2万年前の石器や弥生時代の竪穴式住居の焼け跡などが発見され、古墳時代にも、円墳や前方後円墳が築造されていることが明らかになり幅広い時代にわたる複合遺跡であることが判明しています。
1972年に一棟の弥生時代の竪穴式住居(一辺約6.5メートル)が復元され遺跡公園として整備されています。なお、この遺跡は東西約280m、南北約150mの台地にあり、神戸市垂水区指定の明石海峡大橋ビュースポットの一つともなっています。
参考URL:
五色塚古墳・大歳山遺跡web-site(当教会よりリンクさせていただいています。)
http://www.hi-net.zaq.ne.jp/bucdm105/
竪穴式住居--大歳山遺跡竪穴式住居--大歳山遺跡古墳--大歳山遺跡大歳山遺跡からの眺望--明石海峡大橋竪穴式住居--大歳山遺跡
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