キリスト教用語聖書史上重要な聖書訳、特筆すべき聖書訳、現代社会で使用されている聖書訳などを掲載中です。当初「キリスト教用語」のページにて説明していましたが、項目数が増加、説明も限られたスペースでは限界があること。さらには時系列把握を容易ならしめるため、等々の理由により今回独立ページを設定し説明させていただくことと致しました。なお、目次には言葉の重複を避け、「○○聖書」の「聖書」ということばは原則として略しております。
イージー・トゥ・リード訳
(ERV--the Easy-to-Read Version)
 1987completebible
世界聖書翻訳センター(the World Bible Translation Center--WBTC)による聖書訳で以前は聴覚障害者のための英語訳(the English Version for the Deaf--EVD)としてベーカー・ブックス(BakerBooks)により発行されたものです。

聴覚障害をもつ読者は、主たる言葉が手話のため、ときとして英語を読むのに困難をおぼえます。このため、世界聖書翻訳センターでは、これらの人々が聖書を読むのを助けるため、この聖書訳を作ることにしたのです。EVDは分かりやすくするために比較的簡単な言葉と短い文章を採用しました。アーヴィン・ビショップ(Ervin Bishop)が大半の翻訳を受け持ったのですが、翻訳方針は意訳です。

ERVは旧約聖書の底本として、死海文書の数書を参照すると共にBiblia Hebraica Stuttgartensia (1984)を使用していますが、七十人訳がより正確ど考えれる場合はこれに基づいています。(七十人訳はへブル語聖書の古代ギリシャ語訳です。) 新約聖書について、ERVはUnited Bible Societies' Greek New Testament (fourth revised edition, 1993)とNestle-Aland Novum Testament Graece (twenty-seventh edition, 1993)を使用しています。

ERVは「キリストの教会」(米国南部に多いプロテスタントの一教派)で論議を醸し出しました。(WBTCは「キリストの教会」の奉仕活動機関です。)ゲーベル・ミュージックは「読みやすい訳」(Easy-to-Read Version)との名付けられたこの訳を、「読みやすいか、さもなければ誤解し易いか」(Easy to Read or Easy to Mislead? )と批評し、翻訳方法や参照底本、特定の個所の言葉づかいなどを批判しました。

2004年にERVは大幅に改訳されましたが、より語彙を広げ両性包含の言葉(ender-inclusive language)を使用しています。なお、EVDは以前のままです。両者とも現在WBTCのホームページで入手可能です。

http://www.wbtc.com/downloads/bible_downloads/EVD/EVD_English_Bible_00)_Front_Matter.pdf

http://www.wbtc.com/site/PageServer

http://web.archive.org/web/20010408212619/http://www.bellviewcoc.com/Defender-1995/def0195.htm

(出典:Wikipedia英語版last modified on 28 July 2009 at 10:37)
  
 
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