キリスト教用語聖書史上重要な聖書訳、特筆すべき聖書訳、現代社会で使用されている聖書訳などを掲載中です。当初「キリスト教用語」のページにて説明していましたが、項目数が増加、説明も限られたスペースでは限界があること。さらには時系列把握を容易ならしめるため、等々の理由により今回独立ページを設定し説明させていただくことと致しました。なお、目次には言葉の重複を避け、「○○聖書」の「聖書」ということばは原則として略しております。
聖書協会共同訳 プロテスタントとカトリックの画期的な共同作業による新共同訳聖書から実に31年ぶりの新しい共同訳。
2009年12月に日本聖書協会理事会において、新しい翻訳事業が計画され、18の教派・団体が参加。2010年夏より翻訳作業開始。2018年12月刊行予定。

以下聖書協会共同訳についての紹介ページから参照。

1. 礼拝にふさわしい聖書
意訳か直訳かではなく、読者対象と目的(ギリシア語で「スコポス」)に合わせて翻訳をすべきであるというもの。 その目的は礼拝で朗読される格調高く美しい日本語の聖書(スコポス)としたこと。

2. 共同訳事業の継続
新共同訳に続き、カトリックとプロテスタントの共同作業による翻訳。

3. 変化に対応する訳であること。
日本聖書協会は明治元訳以来約30年おきに聖書を改訂、あるいは新たな翻訳を行ってきたが、これは他の国の聖書協会でも見られることであり、その意味は30年たつと、言語の変化、聖書学、写本研究、考古学が発展し、新たな知見が多く加わるため、今回の共同訳も、そのような変化に対応したとしており、底本も新しくなっています。

4. 過去の業績を大切にする新訳
新共同訳の改訂ではなく原文からの新たな翻訳であること。同時に、口語訳や新共同訳を中心に、これまでの過去の和訳聖書の歴史と業績の上に立つ翻訳であること。なお、固有名詞、書名は「新共同訳」に準拠。

5. 注つき
今回の共同訳において、底本を離れる場合の「異読」、他の翻訳聖書と解釈が大きく異なる場合の「別訳」、また、「言葉遊び」、などの引照・脚注が付されていること。

以上ですが、今回の共同訳聖書も前回の新共同訳聖書と同様に、カトリック用には続編が付されています。

*底本
(1) 旧約聖書
「ビブリア・ヘブライカ・シュトットガルテンシア」(ドイツ聖書協会)および、「ビブリア・ヘブライカ・クインタ」のすでに発行されている分冊(同)
(2) 新約聖書
「ギリシア語新約聖書(修正第五版)」(ドイツ聖書協会)
(3) 旧約聖書続編
「ギリシア語旧約聖書」(ゲッティンゲン研究所)
※『エズラ記(ラテン語)』「ウルガタ版聖書」(ドイツ聖書協会) 
 
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