キリスト教用語聖書史上重要な聖書訳、特筆すべき聖書訳、現代社会で使用されている聖書訳などを掲載中です。当初「キリスト教用語」のページにて説明していましたが、項目数が増加、説明も限られたスペースでは限界があること。さらには時系列把握を容易ならしめるため、等々の理由により今回独立ページを設定し説明させていただくことと致しました。なお、目次には言葉の重複を避け、原則として「○○聖書」の「聖書」ということばは原則として略しております。
ドゥエ・ランス聖書シャロナー改訂版
(英語読みではドゥエ・リームズ聖書チャロナー改訂版)
the Douay-Rheims Bible(D-R)
Challoner Revision 
ドゥエ・ランス聖書(英語読みではドゥエ・リームズ聖書)は、英国のシャロナー司教(Richard Challoner--1691-1781)により、1749年から1752年にかけて大幅に改訂されるまでは英語圏のカトリック教徒の間ではほとんど馴染まれませんでした。

シャロナー改訂版が馴染まれるようになったのは、シャロナー(英国読みではチャロナー)はジェイムズ王欽定訳聖書からかなりの部分を借用していること。つまり司教自身はプロテスタントからの改宗者でこの欽定訳聖書の文体に馴染みがあり、一方、欽定訳聖書の訳者はそれ以前に発行されたドゥエ・ランス聖書(1582年)をほとんど参照しなかった(借用しなかった)という経緯があるからです。シャロナーは古い文体やラテン語風の用法にはあまり注意を払わず、ドゥエ・ランス聖書とは呼ばれるものの、その初版とは大半異なるシャロナー改訂版を作り出すこととなりました。
(参照文献: Wikipedia英語版last modified on 2 August 2009 at 04:32
 
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