キリスト教用語聖書史上重要な聖書訳、特筆すべき聖書訳、現代社会で使用されている聖書訳などを掲載中です。当初「キリスト教用語」のページにて説明していましたが、項目数が増加、説明も限られたスペースでは限界があること。さらには時系列把握を容易ならしめるため、等々の理由により今回独立ページを設定し説明させていただくことと致しました。なお、目次には言葉の重複を避け、「○○聖書」の「聖書」ということばは原則として略しております。
クリスチャン・コミュニティ・バイブル
(Christian Community Bible)
クリスチャン・コミュニティ・バイブルは一般の読者にもなじみやすくすることを狙いとして訳されたクリスチャン・バイブルでとくに第三世界の読者を念頭に置いています。 もともとはフランス人司祭バーナード・ウロー(Bernardo Hurault)により翻訳されたものですが、現在はパストラル・バイブル財団(the Pastoral Bible Foundation)とタイアップしており、クラレト修道会(またの名をクラレトコミュニケーションズ)出版局により発行されています。訳のもっとも顕著な特徴は一般人が日常使用する言葉で、聖書の意味を読者が理解し易いことを目的として広範な注釈が加えられていることです。クリスチャン・コミュニティ・バイブルの編集者はへブル語およびギリシャ語本文の極めて正確な訳であると考えています。

この聖書は当時バーナード・ウロー司祭がごく一般の貧しい人たちにも理解できる聖書であり、そのためにも理解を助ける注釈を含んだものが必要であると考え、1960年にチリで刊行したものです。 彼はへブル語およびギリシャ語をスペイン語に翻訳することからはじめましたが、やがては自分自身の説教と会衆からの質問を注釈として組み込んでゆきました。ラテンアメリカ聖書として知られるこの訳は1971年に刊行され、爾来、司祭はこの仕事に全生涯をささげてきました。

英語訳は1986年に出来上がりましたが、フィリピンのクラレト修道会のアルベルト・ロサ宣教師はラテンアメリカ聖書の英語版の必要を感じ、18か月を費やしてこれを完成し、1988年に「クリスチャン・コミュニティ・バイブル」と名づけ刊行しました。その後、フランス語、フィリピン語(タガログ語)、中国語、セブ語、イロンゴなどに翻訳され、その他の言語訳もバーナード・ウローの協力の下に進行中です。 編集者たちは常に改定と改良を加え、訳と注釈が常に最新の聖書学の発達に呼応し、また読者が直面する実際の状況に呼応するように注意を払い作業を行っています。

クリスチャン・コミュニティ・バイブルには言語を異にする150以上の版があり、何百万部も配布され、多くの地域の教会の信者がこの「神からの言葉」をより一層理解し、また吸収することができるよう貢献してきました。


オンライン版について
クリスチャン・コミュニティ・バイブルは版権を保持してはいますが、フランス語とスペイン語を除く殆どすべての訳について、読者がインターネット上で無料で閲覧し、またダウンロードすることを認めています。ダウンロード版はマイクロソフト社のワード形式ですが、いくつかの言語に関してはPDF版が利用可能です。


Claretian Publications Macau
http://www.bible.claret.org/website/?q=node/407

(出典:Wikipedia "Christian Community Bible" last modified on 3 December 2009 at 22:00)
 
BACK HOME