キリスト教用語聖書史上重要な聖書訳、特筆すべき聖書訳、現代社会で使用されている聖書訳などを掲載中です。当初「キリスト教用語」のページにて説明していましたが、項目数が増加、説明も限られたスペースでは限界があること。さらには時系列把握を容易ならしめるため、等々の理由により今回独立ページを設定し説明させていただくことと致しました。なお、目次には言葉の重複を避け、「○○聖書」の「聖書」ということばは原則として略しております。
英改訂訳聖書(英国)

(RV--the Revised Version または
English Revised Version of the Bible
   
欽定訳聖書(KJV--King James Version またはAuthorized Version of the Bible)は1611年の初版以来19世紀末に至るまで英国国教会の唯一の公式英訳聖書として長く用いられましたが、その間、言語や社会情勢が大きく変化、聖書学も進歩し、かなり精密な本文批評が行われるようになったため、大幅な改定作業の必要性が生じ、結果、1881年に新約聖書が、1885年に旧訳聖書が、そして1894年に外典が発行されることとなりました。これがRVすなわち英改訂訳聖書と呼ばれる聖書ですが、学問的には欽定訳聖書を凌駕するものの、翻訳的には欽定訳聖書におよばないとされています。 なお、改訂作業にあたっては米国の聖書学者や権威が多く招かれましたが、彼らの意見はあまり採用されなかったため、不満が生じ、RVのアメリカ版であるアメリカ標準訳聖書(ASV--American Standard Version)が1901年に発行されるきっかけとなりました。

なお、この聖書訳は原語の意味が立体的に浮彫して理解できるよう、聖句ごとに代表的な26の英語訳を対比(parallel)表示するザ・ワード(THE WORD-The Bible from 26 Translations)にも選ばれている訳の一つです。

 (参考資料:Wikipedia英語版last modified on 28 July 2009 at 10:08

  
 
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