キリスト教用語聖書史上重要な聖書訳、特筆すべき聖書訳、現代社会で使用されている聖書訳などを掲載中です。当初「キリスト教用語」のページにて説明していましたが、項目数が増加、説明も限られたスペースでは限界があること。さらには時系列把握を容易ならしめるため、等々の理由により今回独立ページを設定し説明させていただくことと致しました。なお、目次には言葉の重複を避け、「○○聖書」の「聖書」ということばは原則として略しております。
イングリッシュ・スタンダード
(ESV--the English Standard Version)

イングリッシュ・スタンダード(ESV--the English Standard Version以下ESVと略)は、新改訂標準訳(NRSV--the New Revised Standard Version)に代替するものとして、改訂標準訳(RSV--the Revised Standard Version)1971年版を改訳したプロテスタント福音版です。初版は2001年に刊行されました。 2007年には小幅改訂が行われています。なお、第二正典(外典、アポクリファ)付きのものがOxford大学出版局により2009年に発行される予定です。

翻訳者の意図したことは、読みやすく、しかも1525-26年の英国人宗教改革者ウィリアム・ティンダルの訳にはじまり、1611年のジェームズ王欽定訳(KJV--the King James Version)で最高潮に達した聖書訳の流れに立つ正確な訳であることでした。 この流れにある他の訳としては英国の改訂訳(the Revised Version)、米国のアメリカ標準訳(ASV--the American Standard Version)及び米国の改訂標準訳(RSV--the Revised Standard Version)があります。

このため、原典の語法と聖書記者の個々の文体を出来るかぎり正確に把握することに努める一方、現代英語と原典との文法、文体および慣用語法の違いを考慮したことでした。その結果、人気のある新国際訳(NIV--the New International Version)よりは直訳的ですが、新アメリカ標準訳(NASV--the New American Standard Version)よりは慣用的(意訳)的なものとなっています。また保守的クリスチャンが長らく論議してきたRSVの章句を修正しています。たとえばイザヤ書7章14節の"Young Woman"(若い女)を以前の"Virgin"(おとめ)に戻しています。なお、男女両性用語(中立用語)の採用は少量にとどめています。

(参考文献:Wikipedia英語版last modified on 28 July 2009 at 10:01 
 一部加除修正)
  
 
BACK HOME