キリスト教用語聖書史上重要な聖書訳、特筆すべき聖書訳、現代社会で使用されている聖書訳などを掲載中です。当初「キリスト教用語」のページにて説明していましたが、項目数が増加、説明も限られたスペースでは限界があること。さらには時系列把握を容易ならしめるため、等々の理由により今回独立ページを設定し説明させていただくことと致しました。なお、目次には言葉の重複を避け、「○○聖書」の「聖書」ということばは原則として略しております。
ルター聖書
(独:Lutherbibel)
   
宗教改革者マルティン・ルター(1483〜1546) によるドイツ語訳聖書(聖書全巻)。迫害中に庇護者ザクセン選帝侯フリードリヒのヴァルトブルグ城にかくまわれながら、エラスムスのギリシャ語テキストをもとに新約聖書をドイツ語に翻訳して出版 (1522年9月に完成したので九月聖書とも呼ばれています)。 続いて旧約聖書(含続編--アポクリファ)も翻訳(1534)、聖書全巻のドイツ語訳を完成しました。神学的意義や批評もさりながら、人々が親しみやすい文体や用語は英国のキングジェームズ欽定訳が英文学に与えたのと同様、ドイツ文学にも大きな影響を与えたものとされ、その後多くの改訂が加えられながら、現在でもひろくドイツ語圏で用いられています。
   
 
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