キリスト教用語聖書史上重要な聖書訳、特筆すべき聖書訳、現代社会で使用されている聖書訳などを掲載中です。当初「キリスト教用語」のページにて説明していましたが、項目数が増加、説明も限られたスペースでは限界があること。さらには時系列把握を容易ならしめるため、等々の理由により今回独立ページを設定し説明させていただくことと致しました。なお、目次には言葉の重複を避け、「○○聖書」の「聖書」ということばは原則として略しております。
クエーカー聖書
(the Quaker Bible
現代においては多くの個人訳が存在しますが、その先駆的な個人訳です。クエーカー教徒のアンソニー・パーバー(1702-1777)が30年間独学、独力で翻訳し、1764年完成した聖書で正式名称は新旧約全書簡の注釈つき版(A new and literal translation of all the books of the Old and New Testament; with notes critical and explanatory)となっています。

当時(18世紀)完成の聖書としては有名なジェイムズ王欽定訳しか存在せず、他に競合する訳が存在しなかったにもかかわらず、残念ながら世間の評価を得ることができず、彼の所属するフレンド会(The Society of Friends--クエーカー教団の正式名称)にも支持されませんでした。その最大の理由として一個人のみの翻訳であるための信用・権威の欠如と翻訳上の欠陥があったためと言われています。
(参照文献: Wikipedia英語版last modified on 28 July 2009 at 10:26の要約。一部加筆)
 
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