キリスト教用語聖書史上重要な聖書訳、特筆すべき聖書訳、現代社会で使用されている聖書訳などを掲載中です。当初「キリスト教用語」のページにて説明していましたが、項目数が増加、説明も限られたスペースでは限界があること。さらには時系列把握を容易ならしめるため、等々の理由により今回独立ページを設定し説明させていただくことと致しました。なお、目次には言葉の重複を避け、「○○聖書」の「聖書」ということばは原則として略しております。
改定標準訳第二カトリック版
(RSV-SCE--the Revised Standard Version Catholic Second Edition)
2006年初頭、イグナティウス・プレスはRSV(改定標準訳)カトリック版(1966)に続きRSV(改定標準訳)の第二カトリック版を出版しました。この版では神に関し、thee, thou, thy, art, hast, hadst, didstなどの古めかしい言葉を除き、典礼秘跡聖省・教令に従っていくつかの文を修正し、カトリックには重要な意味をもつ文脈ではいくつかの本文を脚注に置き換えました。たとえばプロテスタントRSV(改定標準訳)についてのイザヤ書7章14節の論議はRSV-SCE(第二カトリック版)では"young woman"(若い女)を"virgin"(おとめ)と置き換えることにより解決しています。またこの新しい版の特徴として新しい組版を用い、セクションに表題を加えたり、地図があるなどの特徴があり、性包括用語(性差のない言葉)も使用していません。しかし、欄外注の改定はかならずしも完全ではなく、本文にもいくつかの綴りに誤りがあると指摘する読者も存在します。

イグナティウス・プレスが第二カトリック版はヴァティカンの典礼秘跡聖省・教令に求めた翻訳原則に一致し、それに基づき改訳されている、としていることについて、さまざまなクレイムが発生しています。評論家の中には典礼秘跡聖省・教令に呼応する多くの本文修正が行われているが、実際は比較的少なく、イグナティウス・プレスがウエブサイトで一致しているとする主張は誤解を招くと指摘し、イグナティウス・プレスはこれに反論しています。(詳細略)


典礼使用と承認

イグナティウスプレスはRSV第二カトリック版に基づく聖書日課を発行しています。アンティル諸島(西インド諸島)司教会議での使用が認められています。イグナティウス・プレスはこれら諸国がこの司教会議の例に倣うことを期待していますが、この聖書日課は現在のところ米国で使用することは認められてはいません。なお、新アメリカ聖書に関してはヴァティカンのウエブサイトでも使用され、また米国における公式の英語カトリック訳としての地位を保っています。オーストラリア、ヨーロッパではエルサレム聖書初版を使用しています。

(出典:Wikipedia英語版last modified on 8 August 2009 at 19:37)
  
 
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