聖書翻訳テキスト(底本)について

聖書を翻訳するにあたってはどのテキスト(翻訳元、いわゆる底本(写本))を根拠にするのか、また複数のテキストを採用する場合は、選定範囲をどのように定めるのかが信頼性確保とそれに基づく信仰上の根本的な課題となります。

過去より現代にいたるまでさまざまな聖職者、学者や関係者が篤い信仰と心血をそそぎ、この課題に取り組んできました。また採択されるテキストについても、テキスト批判を中心とする学術的成果に伴い、時々刻々その対象と範囲は変わってきました。 

最近の聖書訳は翻訳された他の聖書をテキストとする、いわゆる重訳もありますが、大半は原語であるへブル語、アラム語そしてギリシャ語テキストからの翻訳で、定本(現在時点で評価の定まったもの)は旧約聖書がドイツ聖書協会のビブリア・ヘブライカ・シュトゥットガルテンシア(BHS--Biblia Hebraica Stuttgartensia)、新約聖書がネストレ・アーラントのテキスト(NA--Novum Testamentum Graece)で、西神戸教会で採用している日本聖書協会発行「新共同訳聖書」もこれに基づいています。なお「新共同訳聖書」はカトリックを含め多くの日本のプロテスタント教会が採用しているエキュメニカルな聖書です。(福音系プロテスタントの主流はいのちのことば社発行による「新改訳聖書」です。)

このページの解説では過去の聖書訳が採用してきた主な底本について極めて簡単な説明をさせていただきますが、詳細についてご関心の向きは、この説明のため、参照したWikipediaのURLにアクセスしてみてください。
 
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