キリスト教用語聖書史上重要な聖書訳、特筆すべき聖書訳、現代社会で使用されている聖書訳などを掲載中です。当初「キリスト教用語」のページにて説明していましたが、項目数が増加、説明も限られたスペースでは限界があること。さらには時系列把握を容易ならしめるため、等々の理由により今回独立ページを設定し説明させていただくことと致しました。なお、目次には言葉の重複を避け、「○○聖書」の「聖書」ということばは原則として略しております。
ティンダル聖書
(Tyndale Bible)


注:TindallまたはTyndallと
綴られることもありま
す。
   
ウィリアム・ティンダル(William Tyndale)はプロテスタント宗教改革者にして特筆すべき聖書翻訳者。ヘブル語およびギリシャ語を直接の原典として、はじめての初期近代英語訳を行い、また印刷術を利用して広くこれを刊行。1526年に新約聖書の完全印刷版を刊行。1530年にモーセ五書の翻訳を行っている。彼の翻訳には新しい用語を導入したり(例:エホバ(Jehovah)、過越し(Passover)、スケープゴート(scapegoat)など)、新しいことばづかいを採用している。(例:光あれ(let there be light)、地の塩(the salt of the earth)、時代のさきがけ(the signs of the times)など)。しかし、当時、聖書の自由な翻訳や印刷は許されていなかったため、彼は異端としてヘンリー8世の命により焚刑に処され、殉教した。彼の訳は極めて正確であることやこのような語法も手伝い、ジェイムズ王欽定訳のうち新約聖書部分については約8割はティンダル訳がそのまま採用されるなど彼の業績に負うところ極めて大でありジェイムズ王欽定訳の父とされており、その後の英語聖書訳や英国における宗教改革運動にも大きな影響を及ぼしています。 なお、彼の初期聖書訳復刻版として1989年には新約聖書が、1992年には旧約聖書が出版されている。
(出典:Wikipedia英語版last modified on 28 July 2009 at 10:16、新キリスト教ガイドブック:日本教会新報社)

    
 
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