キリスト教用語聖書史上重要な聖書訳、特筆すべき聖書訳、現代社会で使用されている聖書訳などを掲載中です。当初「キリスト教用語」のページにて説明していましたが、項目数が増加、説明も限られたスペースでは限界があること。さらには時系列把握を容易ならしめるため、等々の理由により今回独立ページを設定し説明させていただくことと致しました。なお、目次には言葉の重複を避け、「○○聖書」の「聖書」ということばは原則として略しております。
ウルガータ聖書
(Vulgata)
ローマカトリック教会の公認標準ラテン語訳聖書。ウルガータ(Vulgata)とは「一般の」、「大衆の」、「共通の」、「公開された」という意味でここでは共通訳のこと。カトリック聖人のひとり、ヒエロニムス(Eusebius Sophronius Hieronymus)が友人の教皇ダマスス1世の依頼に基づき、パレスチナに移住、4世紀後半から5世紀はじめにかけて翻訳しました。その背景にはそれまでのローマカトリック教会ラテン語訳がギリシャ語からの重訳であったため、原語からの直訳が必要であったことや、この聖書の呼称にもあるとおり、誰にも理解できる訳が求められたことにあります。なお、グーテンベルク印刷機によってはじめて印刷された聖書でグーテンベルク聖書と呼ばれることもありまする。
 
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