キリスト教用語聖書史上重要な聖書訳、特筆すべき聖書訳、現代社会で使用されている聖書訳などを掲載中です。当初「キリスト教用語」のページにて説明していましたが、項目数が増加、説明も限られたスペースでは限界があること。さらには時系列把握を容易ならしめるため、等々の理由により今回独立ページを設定し説明させていただくことと致しました。なお、目次には言葉の重複を避け、「○○聖書」の「聖書」ということばは原則として略しております。
ウエスト拡張訳
(Wuest's Expanded translation)

20世紀中葉の著名な新約聖書学者でシカゴのムーディ聖書学院の新約聖書学の教授であったK.S.ウエスト教授(Professor Kenneth S. Wuest)による新約聖書の英語訳で、それ以前、1956から1959年にWuest’s Expanded translation of the Greek New Testamenntとの表題で3巻に分けて発行されていたものを、1巻にまとめ、1961年に完成したものです。特徴としてはギリシャ語テキストの語順に忠実に従っており、一般の信徒読者にギリシャ語の多彩な意味のニュアンスを伝えようと願った訳で逐語訳となっています。ただし、このため、一部が誇張されていたり、先入史観的なものがあり、誤解を招いたり、紛らわしさが随伴するとの批判もあります。

 

訳例としてヨハネによる福音書の113節では以下のように訳されています。

 

In the beginning the Word was existing. And the Word was in fellowship with God the Father. And the Word was as to His essence absolute deity. This Word was in the beginning in fellowship with God the Father. All things through His intermediate agency came into being, and without Him there came into being not even one thing which has come into existence.

 

(参照文献:Wikipedia Wuest Expanded Translation last modified on 28 July 2009 at 11:20Wikipedia Kenneth Wuest last modified on 20 November 2010 at 05:09 & Wuest's Expanded Translation of the New Testament)

 

 
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