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ユダヤ聖書やイスラム教聖書に対して、キリスト教聖書である旨示すためにつけられたものです。 ご承知の通り、キリスト教では旧約聖書と新約聖書を用いますが、ユダヤ教の教典は旧約聖書です。律法(トーラー)と呼ばれる文書(モーセ五書--創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)を核に、預言書および歴史書、諸書と呼ばれる詩や知恵文学を加えたものをさし、紀元90年、ヤムニア会議(Jamnia)で、ユダヤ教のラビたちにより正典として定められました。ユダヤ聖書(旧約聖書)とキリスト教聖書の配列は異なりますが内容は同じです。また現代においては旧約聖書の(原語であるヘブル語・アラム語以外の言語に)翻訳を行う場合、ユダヤ教とキリスト教の学者、聖職者が合同で行うケースもあります。 なお、イスラム教にとっては両聖書(正確にはその一部)とクルアーン(コーラン)とはいずれも教典(又はそれに準じて尊重される文書)とされていますクルアーンが優越すると考えられており、内容に齟齬がある場合はクルアーンの記述を優先します。 参照文献:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)最終更新 2009年8月16日 (日) 19:48 』 |
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