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アドヴェント(Advent)とは待降節のことで、文字通りキリストの降誕を待ち望む期間です。西方教会では11月30日に最も近い主日(日曜日)からクリスマス前の4週間をいいます。アドヴェントから公現日までがいわゆるクリスマスシーズンです。 教会ではアドヴェントクランツといって4本のローソクを1週間ごとに1本ずつ灯していきます。4本すべてが点灯された週にクリスマスがやってきます。この期間、各国にはいろいろな習慣がありますが、たとえば、ドイツでは日本でも知られてきたクリスマスシュトーレンという棒状のケーキをキリストのご聖体になぞらえ、この日からクリスマスまで少しずつ食していきます。また北欧からはじまり一般化したものとしてはアドヴェントカレンダーがあります。アドヴェントの第一主日または12月1日からクリスマスイヴまでのカレンダーで、 日付の窓を開けて行くものや、めくってゆくものなど楽しいものがあります。またこの期間は喜びの期間とされていますが、キリスト教徒にとって静かに祈りをもってご降誕の意味をかみしめ待ち望む期間でもあります。 |
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