教会FAQ
「キリスト教用語」のページの「新共同訳聖書」にある「底本」とはどういう意味ですか。
底本はソース(source--情報源)のことで聖書翻訳の対象となる原典のことです。旧約聖書の場合はヘブライ語の底本が、新約聖書の場合はギリシャ語の底本が存在しますがいずれを底本とするかはとても重要な問題です。

ちなみに「新共同訳聖書」はカトリック、ルーテル教会諸派、西神戸教会が所属する日本キリスト教団などにおいて使用され、日本で現在一番よく使用されている聖書ですが、その底本は旧約聖書が「ビブリア・ヘブライカ・シュトゥットガルテンシア(Biblia Hebraica Stuttgartensia(BHS)--ドイツ聖書協会)および新約聖書がギリシャ語新約聖書修正第三版(聖書協会世界連盟)で、いずれも定評のあるもの(いわゆる定本)です。
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