教会FAQ
次週の礼拝案内に「世界聖餐日・世界宣教の日」とありますが、どのような日ですか。

西神戸教会の毎月第1聖日は聖餐式礼拝の主日ですが、10月の第1聖日は「世界聖餐日・世界宣教の日礼拝」としてこれをまもっています。

「世界聖餐日」(World Comunion Sunday)とは毎年10月の第1聖日に世界中の信徒が教派を超えて、心をひとつにし、イエス様の十字架と救いに思いをはせ、キリストにあってひとつであることを確認し、聖餐式にあずかるもので、世界規模の大変重要な日のひとつでもあります。

「世界聖餐日」と「世界宣教の日」については、信徒の友10月号 「礼拝を彩る教会歴 第7回」 に中村公一東京代々木教会牧師による的確な解説がありますので、その大部分を引用させていただきます。

(引用部分)
世界が戦争へと傾斜していく中で、1940年に北米キリスト教教会連盟によって「全世界のキリスト教会がそれぞれの教会で主の聖餐式をまもり、国境、人種の差別を越えて、あらゆるキリスト教信徒がキリストの恩恵において一つであるとの自覚を新たにする日」として提唱されたものです。

これが戦後、世界教会協議会(WCC)で推奨され、日本キリスト教協議会(NCC)を通じて日本の教会にも広がりました。異なる文化・経済・政治の状況にあってなお、世界の教会がキリストのからだと血を分かち合うことを通し、主にあって一つであることを自覚し、お互いが抱える課題を担い合う決意を新たにする日です。

また日本キリスト教団ではこの日を世界宣教の日とし、世界各地に派遣された宣教師を覚え、その活動を祈りと献金をもって支える日にもなっています。この日、宣教師に祈りのカードを出している教会もあります。

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