![]() |
![]() |
||
旧約聖書続編とはヘブル語原典にはなく、七十人訳聖書(ギリシャ語訳)にふくまれる文書で、従来、第二正典、アポクリファ、外典などと呼ばれてきたものです。紀元前三世紀以降、数世紀の間にユダヤ人によって書かれ、初期のキリスト教徒はこれをギリシャ語を用いるユダヤ教徒から聖なる書物として受け継ぎ、カトリックや正教会では正典と位置づけている文書ですが、プロテスタントはあくまでもヘブル語原典にある文書のみを聖書と位置づけてきました。 カトリックや正教会では正典と位置づけている文書で「新共同訳聖書」においては「旧約聖書続編」として旧約聖書と新約聖書の間に置かれてる以下の文書で、プロテスタントの「新共同訳聖書」にはありません。西神戸教会で使用する「新共同訳聖書」も続編なしのものです。カトリックが第二正典として扱う範囲よりも広く、聖公会がアポクリファ(外典)として扱う範囲と同じで、正教会で正典とされるいくつかの文書は含まれていません。 『トビト記』 、『ユディト記』 、『エステル記(ギリシャ語)』、『マカバイ記1』 、『マカバイ記2』 、『知恵の書』、『シラ書』、『バルク書』 、『エレミヤの手紙』、『ダニエル書補遺』、『エズラ記 (ギリシャ語)』 、『エズラ記 (ラテン語)』 、『マナセの祈り』 (参考文献:Wikipedia日本語版最終更新 2009年8月15日 (土) 03:01 および日本聖書協会「新共同訳聖書」序文) |
||
|