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パソコンは使っている内に必ず遅くなります。キッパリ!(^^;) 次のような原因と対策が考えられます。 (詳細な説明が必要な場合は管理者あてご連絡ください。) 1.セキュリティソフトの影響 ウィルスバスターやノートンなどのセキュリティソフトはその性質上パソコンの起動中には常パソコンの動きを監視しています。(いわゆる常駐ソフトでシステムトレイに表示されています)最近はメーカーもメモリーの消費をできるだけ少なく、できるだけ動作を軽くするよう心がけているようですが、セキュリティを選ぶことは重要です。また複数のセキュリティソフトが投入されていることは厳重注意です。場合によってはネットワークのファイルサーバーなどが見えなくなったり、ネット接続不良を起こしたり、パソコン自体の動作不良を招きますので要注意です。 2.ソフトの常駐解除 上記1と同様ユーティリティ関係をはじめ、パソコンの起動中に常駐するソフトは最小限にしてください。不必要な常駐はメモリーを空費します。使わないソフトの常駐は論外です。 3.ハードディスクの容量不足 不要ソフトのアンインストールやごみ箱を空にしてください。(期限切れの体験ソフトの放置などはもってのほかです。) とくにシステムドライブ(通常はCドライブ)内はできるだけ軽くしておいてください。なお、容量が極端に不足するとメモリーの代用として使用されるいわゆるスワップファイルの動作に重大な影響を及ぼします。(スワップファイルのサイズ調整はできますがここでは説明を割愛します。) さらに不要なファイルや一時ファイルを削除するため、ディスククリーンアップを実行してください。 4.レジストリーのクリーンアップを実行してください。 Windowsの設定ファイルであるレジストリー(原義は台帳)はソフトをインストールする際に設定情報が書き込まれますが(登録)、アンインストールしても設定情報が残る場合があります。レジストリークリーナーなどを使用して肥大化を解消する必要があります。(フリーのクリーナーもあります。)ただし、レジストリーを操作することは危険性が大きいので自信のない場合は専門家やよく知っている人に聞いて対処してください。 4.ハードディスクの断片化 ソフトのインストールとアンインストールを繰り返すうちに、またデータの追加、削除などを積み重ねるうちにハードディスク内の領域(セクター)が虫食い状態となり、ハードディスクの動作が緩慢化します。ハードディスクの最適化(デフラグ)を実行してください。ただし、パソコンに大きな負担がかかりますので、頻繁に実行しないようにしてください。(年に2〜3度程度) 5.ハードディスクの劣化 ハードディスク内の記録用磁気が劣化し、データを探すのが遅くなります。これは自然現象ですのでハードディスクを交換する必要があります。また使用するに従い、ディスク内が損傷する場合もあります。Windowsのスキャンディスクあるいはディスクチェックを行う必要も生じてきます。 6.デスクトップ上のショートカットアイコンの整理 Windows XPやVistaでは余裕がありますが、Windows98以前の場合にはデスクトップ上のショートカットアイコンがシステムリソースを消費し、極端に立ち上がりが遅くなりますので整理が必要です。削除するかデスクトップ上にフォルダーを作成しここに格納してください。 システムリソースとはWindowsで、ウィンドウ表示を行うUserモジュールとグラフィックス処理を行うGDIモジュールが使用するメモリー領域のことでWindows98以前はわずか64キロバイトしかありませんでしたのでシステムリソース不足は頻繁に生じ、都度再起動を余儀なくされていました。(メモリーを増設してもこの領域は関係ありませんでした。)XP以降は完全32ビット(あるいは64ビット)ですので一挙に4ギガバイトまで使用できることとなりました。(実際は3.5ギガ前後) 7.メモリーの増設 メモリーはとても大切です。これが少ないと思うような動作速度は得られません。Windows Vistaでは少なくとも1ギガバイトで標準的には2ギガバイトが必要といわれています。XPでは1ギガバイトもあれば十分だと思われますが、動画編集やCADなどを行う場合は2ギガバイトはほしいところです。最近はメモリーが安くなっていますので一度検討してみてください。 |
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