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日本語はシステム的には2バイトから構成される文字で、メール本文は以下のいずれかにエンコード(データを任意のコードに変換)して送信されます。したがって文字化けしている場合は、送信時使用コードと受信時の解読コード(デコード)が異なる場合に発生します。 日本語を表示させるためには、たとえばOutlook Expressの場合はメールを開封した画面上部メニューから「表示」をクリックし、「エンコード」から、日本語(自動選択)、日本語(JIS)、日本語(シフトJIS)、日本語(EUC)のいずれかを選べは、通常は日本語が表示されます。ただし、海外から送信されてきた場合は、UTF-7かUTF-8を選択すれば解決できるはずです。 なお、上記コードが「エンコード」メニューで見つからない場合は「その他」を選択してから目的のコードを選択してください。 エンコードはかなり専門的な説明が必要ですが、以下簡単に記します。 1.ISO-2022-JP (JISコード) 日本語のメール本文は、一般的にこの方式でエンコードして送信されます。 2.Shift_JIS Windows、Macintoshで使われている日本語漢字かなの表示コードです。 3.EUC UNIXで標準的な日本語の漢字かな表示用2バイトコードです。 4.UTF-7 UTFは、UCS(Universal Multiple-Octet Coded Character Set) Transformation Format の略です。Unicode(UCS-2)のEメール送信時のエンコード方式です。Unicodeは世界中の文字を包括する文字コード体系です。 5.UTF-8 Unicode(ISO 10646 = UCS)の送信時のエンコード方式です。 Unicodeは世界中の文字を包括する文字コード体系で、ISO 10646で定義されたUCS-2(2バイト(16bit)コード)とほぼ同じものです。 |
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