パソコンFAQ
WindowsUpdate(MicrosoftUpdate)にWindows XP Service Pack 3 (KB936929)(以下XP SP3と略称)というプログラムがリストアップされていますが、これはどういうものですか。

マイクロソフト社の説明にもありますが、Windows XP Service Pack 2(以下XP SP2と略称)以降にリリースされたすべてのセキュリティ更新・修正・機能向上プログラムを含む、いわゆる累積的な更新プログラムです。(対応OS:Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows XP Media Center Edition, Tablet PC Editionでいずれも32ビット版のもの)

実はXP SP2がリリースされて以降すでに3年以上が経過しており、この間にリリースされたプログラムは数百個に上ります。したがってパソコンにXP SP2を含むOSをインストール後、WindowsUpdate(MicrosoftUpdate)を行うとこれらの膨大なプログラムを都度インストールしなければならず、その間、何回も再起動を強いられます。もっともOSインストール済みのメーカーパソコンを購入する場合には、メーカーサイドで大部分対応(インストール)していますが、それでも、先般、当サイトの管理者が某企業へ導入した例では実に50以上のプログラムを導入しなければなりませんでした。XP SP3はXP SP2以降リリースされたセキュリティ更新・修正・機能向上プログラムをワンパケージにした累積プログラムのほかにあたらしい機能向上プログラムが含まれていますので、これを導入すれば、前述のような問題点が解消されることになります。なお、XP SP3は2008年5月7日リリースされ、2008年5月11日のWindowsUpdate(MicrosoftUpdate)にもリストアップされました。
大きな累積プログラムですのでダウンロードには時間を要します。パソコンの環境にもよりますが、おおよそ40分〜1時間半程度です。ただし、これよりも長くなったり、短くなったりする場合もありますので念のため。

ご注意:
indows XP Service Pack 3やWindows Vista Service Pack 1を適用後、セキュリティソフトのひとつ、ウィルスバスター2008では、ウイルスバスターのパーソナルファイアウォールが正しく起動できない場合に以下のメッセージが表示されることがあります。

「パーソナルファイアウォールが終了されました。ウイルスバスター2008を再起動してください。解決しない場合は、コンピュータを再起動してください。Windows Vista SP1、Windows XP SP3が適用されている場合は、再起動してもこのメッセージが表示されますので、このまま [OK] をクリックしてください。」

解決方法については発売元であるトレンドマイクロ社の「個人のお客様サポート」のページに解決方法の記述がありますので、参照の上、ご対処方お願いします。

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