日本基督教団 西神戸教会月報
2005年04月号
2004年度も神様の恵みと祝福が豊かに与えられ歩むことができました。様々な困難も経験しましたが、その中にあっても神様はいつもわたしたちを支え、歩むべき道を備えてくださいました。そのことに気づかせてくださり、神様の守りの中で生かされる喜びが与えられましたことを心より感謝します。悲しいかな、そのことに気づかない多くの人は、わたしたちと同じ経験をしていてもそれを喜びと受け止めることができないのです。つまり、感謝することができないのです。今の世は、感謝できずにいる人が多いのではないでしょうか。それは、自分が誰かに支之られ、助けられていることに気づかないからです。全て自分の力と業と思い込んでしまっているのです。その自分を陰ながら生かし続けてくれている神様や多くの人がいることがわからないでいるのす。わたしたちは、例外なく神様と人によって生かされているのです。その歩みを良くするのも悪くするのも、神様と他者との関わり方次第なのです。わたしも今までに多くの人と出会い、共に生かされる中で、様々な人の姿に触れることができました。そのことによって、自分の歩みが整えられてきたように思います。人の有り様は、他者に大きな影響を及ぼします。それは、身近な存在であれぱあるほど影響力は、強いでしょう。わたしは、今の自分が、感謝できる者にされていることを幸いだと思います。そのような神様との出会い、人との出会いが与えられて来たことを感謝します。そして、信じることのすばらしさと強さを経験する時が与えられてきたことを感謝します。神様から教会、幼稚園、施設等の具体的な出会いと世に遣わされる場が与えられていることで内容の濃い日々を過ごし得ることが許されています。時に苦しみ、悲しみ、痛みを伴い、怒りに震え憤ることも多々あります。しかし、それ以上に溢れるぱかりに喜びが与えられ続けています。それが、今を感謝し歩める神様からの導きだと思います。 2005年度も始まり、それぞれが新たな歩みへと動き出しました。この1年も神様がいつも共にいてくださり、必要な助けを与えてくださり、支え続けてくださることを信じて、それぞれの遣わされた場所において、与えられた力によって歩んでゆけれぱ幸いです。神様を信じ集められた者が、神様からの豊かな賜物と力を受けて派遣される場所として、拠点として教会が存在してゆけれぱと願っています。重荷をおろし、一休みして、再び立ち上がって神様と共に一歩を踏み出し歩みゆきましょう。 |
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