日本基督教団 西神戸教会月報
2007年10月号
日々の生活に満足して過ごしていますか。与えられているものによって、満たされ歩んでいるでしょうか。神様が与えてくださるもの(者・物)や事柄は、わたしたちにとって大切なものばかりなのです。神様は、全てを益としてくださるのです。しかし、このことを理解し、受け取るには、信仰が必要となります。 「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。」と語られているように目に見える事柄、わたしたちの歩む現実、わたしたちの一方的な思いだけでは、神様の思いと考えを知ることが出来ないのです。この世において、苦しい事・悲しい事・辛い事・しんどい事等は、生きている限り尽きません。でもその中にうれしい事・喜ぶ事・楽しい事等もいっぱい与えられているのです。信仰とは、神様によって与えられてくるものは、神様がわたしたちに良いものとして与えてくださっていると信じる事ができ、耐え忍ぶ力を与え、良きものとして受け取ることができるようにしてくれるのです。 ヘブライ人への手紙11章において、旧約聖書に登場する人々の信仰と歩みが記されています。いずれも「信仰によって」という言葉をもって、紹介されています。どの人も「信仰によって」この世の生涯を全うし、幸いを得て過ごしました。たとえ、それがこの世の価値観において、マイナスに見えることも神様の御心においてはプラスとされるのです。実際彼らは、「その信仰のゆえに神に認められながらも、約束されたものを手に入れませんでした。」と記されているとおりです。でも、神様を信じて生きる事で、この世での幸いを得て歩むことができたのです。わたしたちも神様を信じることで希望を持ち、歩み続けて行くことができるのです。終わりの日に神様の救いを信じることでこの世を豊かに生きることが出来るのです。神様は、主イエス・キリストをとおして、豊かな愛を与えてくださり、より良く生きる世界をもたらしてくださったのです。神様を信じて感謝に満たされて歩みましょう。 |
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