ジュネーブ詩編歌(Genevan Psalter)のひとつです。ジュネーブ詩編歌は宗教改革者J.カルヴァンが礼拝で会衆が母国語で歌えるようにと、聖書のみことばである150の詩編全部を歌えるようにしたもので、その124からなる旋律は詩編歌旋律(以降旋律と略称)と呼ばれています。 |
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1
主よ、わが魂は あなたを望む。
主に頼むものは 恥を受けない。
あざむく者の おごりをくだいて
正しい道を 行かせてください。
2
主よ、あなたこそは 変らぬ望み。
若い日の罪を 思い起こさず
永久に変らぬ あわれみのゆえに
主よ、みこころに とどめてください。
3
主は恵み深く、正しくいまし、
罪人に道を 示しみちびく。
主よ、み名のため 罪深いわれを
憐れみにより ゆるしてください。
4
主を畏れる者 恵みを受けて
選ぶべき道を 主に示される。
その子も孫も 恵みを受け継ぎ、
主の契約の 奥義をよろこぶ。
5
罠に足とられ もがくわが身を
解き放つ神に わが目を注ぐ。
孤独に悩む こころをいやして、罪をとりさり 助けてください。
6
なお敵は増して 不正が囲む。
イスラエルは待つ、神のあがない。
かたい望みと まっすぐなこころで
従う者を お守りください。
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