悪は罪人の
讃美歌21 128 悪は罪人の
ジュネーブ詩編歌(Genevan Psalter)のひとつです。ジュネーブ詩編歌は宗教改革者J.カルヴァンが礼拝で会衆が母国語で歌えるようにと、聖書のみことばである150の詩編全部を歌えるようにしたもので、その124からなる旋律は詩編歌旋律と呼ばれています。
1
悪
(
あく
)
は
罪人
(
つみびと
)
の
心
(
こころ
)
にささやき、
罪
(
つみ
)
にいざなう。
主
(
しゅ
)
への
畏
(
おそ
)
れなく、
おのれを
偽
(
いつわ
)
り
悪事
(
あくじ
)
を
隠
(
かく
)
す。
良
(
よ
)
きことをきらい、
いつわりを
語
(
かた
)
り、
人
(
ひと
)
をあざむく。
夜昼
(
よるひる
)
を
問
(
と
)
わず
よこしまを
計
(
はか
)
り、
恥
(
は
)
ずることなし。
2
主
(
しゅ
)
のいつくしみは
天
(
てん
)
にまでおよび、
限
(
かぎ
)
りもあらず。
神
(
かみ
)
の
義
(
ぎ
)
は
高
(
たか
)
く
山
(
やま
)
のごとそびえ
裁
(
さば
)
きは
深
(
ふか
)
し。
人
(
ひと
)
と
獸
(
けもの
)
とを
救
(
すく
)
う
主
(
しゅ
)
の
愛
(
あい
)
は
いかに
尊
(
とうと
)
き。
御翼
(
みつばさ
)
の
陰
(
かげ
)
に
逃
(
のが
)
れきたる
人
(
ひと
)
恵
(
めぐ
)
みにうるおう。
3
命
(
いのち
)
の
泉
(
いずみ
)
と
恵
(
めぐ
)
みの
光
(
ひかり
)
は、
主
(
しゅ
)
と
共
(
とも
)
にあり。
神
(
かみ
)
を
知
(
し
)
る
者
(
もの
)
に、
常
(
つね
)
にいつくしみ
ほどこしたまえ。
われを
追
(
お
)
う
者
(
もの
)
の
足
(
あし
)
と
手
(
て
)
、とどめて
救
(
すく
)
わせたまえ。
見
(
み
)
よ、
悪
(
あ
)
しき
者
(
もの
)
は
倒
(
たお
)
れ
打
(
う
)
ち
伏
(
ふ
)
して
立
(
た
)
つことあらず。
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