1
涸れたる谷間に 水を求めて
あえぎてさまよう 鹿のごとくに
わが魂は 神を求むる。
み顔仰ぐ日は いついかなる日か。
2
この世の人々 われを囲みて
あざけりののしり 絶え間なく言う、
「お前の神はどこにいるか」と。
ただ涙のみが 日ごとのわが糧。
3
思えばなつかし 過ぎ去りし日々。
よろこび歌いて 祭りに集い、
み前に伏して 感謝をささげ。
み神をたたえし 祝福の日々よ。
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4
今、わが魂 うれいに沈む。
大波とどろき われを越えてゆく
なにゆえ神は 祈りを聞かず、
苦しむがわ身を 忘れ見放すか。
5
なにゆえうなだれ 思いみだれて、
なにゆえ呻くか、わが魂よ。
ただ待ち望め 岩なる神を、
そのみ顔こそが わが救いなれば。
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