みめぐみふかき主に
                 
 讃美歌21 152 みめぐみふかき主に
ジュネーブ詩編歌(Genevan Psalter)のひとつです。ジュネーブ詩編歌は宗教改革者J.カルヴァンが礼拝で会衆が母国語で歌えるようにと、聖書のみことばである150の詩編全部を歌えるようにしたもので、その124からなる旋律は詩編歌旋律(以降旋律と略称)と呼ばれています。

みめぐみふかき(しゅ)に、感謝(かんしゃ)(ささ)げつつ
とわのいつくしみを (たか)らかに()げよ。
(しゅ)(おそ)れる(ひと)よ、おごそかに(うた)え、
(あわ)れみとまことは(かわ)ることなし」と。

2
(なや)みせまるときに、(しゅ)のみ()()べば、
(しゅ)(いの)りに(こた)え、われを(すく)いたもう。
いと(ひろ)きところに ()(はな)ちたまえ。
(ひと)(なに)をなしえよう、(しゅ)味方(みかた)なれば。

3
(しゅ)により(たの)むもの、(まよ)うことなかれ。
(しゅ)()けどころとし、(ひと)には(たよ)るな。
国々(くにぐに)はこぞりて (かこ)()むるとも、
(しゅ)(きよ)きみ()もて うち(くだ)きたまわん。

4
()よ、(しゅ)(みぎ)()は いま(たか)()がる。
()け、(しゅ)()(うた)は (いさ)ましくひびく。
(しゅ)(とりで) わが(うた)(すく)いとなりたもう。
いのちある(かぎ)りは みわざ()(つた)えん。

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