ジュネーブ詩編歌(Genevan Psalter)のひとつです。ジュネーブ詩編歌は宗教改革者J.カルヴァンが礼拝で会衆が母国語で歌えるようにと、聖書のみことばである150の詩編全部を歌えるようにしたもので、その124からなる旋律は詩編歌旋律(以降旋律と略称)と呼ばれています。 |
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1
みめぐみふかき主に、感謝を捧げつつ
とわのいつくしみを 高らかに告げよ。
主を畏れる人よ、おごそかに歌え、
「憐れみとまことは変ることなし」と。
2
悩みせまるときに、主のみ名を呼べば、
主は祈りに応え、われを救いたもう。
いと広きところに 解き放ちたまえ。
人何をなしえよう、主が味方なれば。
3
主により頼むもの、迷うことなかれ。
主を避けどころとし、人には頼るな。
国々はこぞりて 囲み攻むるとも、
主は聖きみ名もて うち砕きたまわん。
4
見よ、主の右の手は いま高く上がる。
聞け、主の勝ち歌は 勇ましくひびく。
主は砦 わが歌、救いとなりたもう。
いのちある限りは みわざ宣べ伝えん。
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