心をつくして
                              
 讃美歌21 165 心をつくして
ジュネーブ詩編歌(Genevan Psalter)のひとつです。ジュネーブ詩編歌は宗教改革者J.カルヴァンが礼拝で会衆が母国語で歌えるようにと、聖書のみことばである150の詩編全部を歌えるようにしたもので、その124からなる旋律は詩編歌旋律と呼ばれています。

1. (こころ)をつくして み(かみ)をほめ(うた)わん、
  そのいつくしみを (くる)()ごと感謝(かんしゃ)せん。
  ()(もと)むるとき (しゅ)(はげ)ましを(あと)え、
  (なや)むたましいを ()(はな)ちたまえり。

2. (かみ)のみ言葉(ことば)は あまねくゆきわたり、
  (おお)いなる(さか)えは 世界(せかい)()ちあふる。
  正義(せいぎ)のみ(かみ)は いと(たか)くいますとも
  ()にある不正(ふせい)を 見過(みす)ごすことはなし。

3. (くる)しみの(みち)を たどりゆくときにも
  (つよ)(しゅ)のみ()よ、われをすくいたまえ。
  み(こころ)のままに  すべて()したもう(しゅ)は、
  (あわ)れみにあふれ、正義(せいぎ)()つるわが(しゅ)
            

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