勝利をたたえて
         
 讃美歌21  292 勝利をたたえて              
単旋律聖歌(PlainsongまたはPlainchant)のひとつです。英語のplainは「単純な、飾り気のない」という意味がありますが、その名の通り単旋律聖歌は一声部(monophony)のみから成り、ローマカトリック教会の典礼で用いられてきた伝統的な聖歌の形式でグレゴリオ聖歌はその代表的なものです。単旋律聖歌は聖公会でもあまねく採用されています。リズムは規則的というよりもむしろ自由で、ハーモニーを醸し出すために聖堂の長い反響や共鳴効果も利用しています。
                         ("Plainsong" by Wikipedia(英語版)より抜粋一部加除)
1
勝利(しょうり)をたたえて、わが(した)(うた)え。
(しゅ)イェスは()のため 十字架背負(じゅうじかせお)い、
(すく)いのみ(わざ)を なしとげられた。

2
(むね)にしたがい、(ちち)より(はな)れ、
おとめの(たい)より この()()まれ、
苦難(くなん)をいとわず (すす)()かれた。

3
(かみ)のこひつじ 十字架(じゅうじか)にかかり、
あざけり()められ (にく)をも()かれ、
()(つみ)あがなう ()(なが)された。
4
()もなく()もない 十字架(じゅうじか)のその()
とうといわが(しゅ)のみからだ(ささ)え、
(すく)いをもたらす そのうるわしさ。

5
たたえよ、栄光(えいこう)に (かがや)(しゅ)イェス。
たたえよ、(ちち)() また聖霊(せいれい)
ひとりのみ(かみ)を とこしえまでも。
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