救いのぬしは罪もなしに  
                             
 讃美歌21 293 救いぬしは罪もなしに        
み子イエスの十字架の1日を夜明けから克明に伝え、教える大きな讃美歌です。美しい旋律の中にもイエスの十字架への道、み苦しみ、贖い、救いが胸に迫ってきます。旋律はチェコのプロテスタント信仰共同体、ボヘミア兄弟団によるものです。歌詞は8番まであります。6番以降は歌詞のページをご覧ください。
1
(すく)いの(ぬし)は (つみ)もなしに
()もふけるころ ()らえられた。
(さば)きの(せき)に ひきだされて
嘲笑(ちょうしょう)された、預言(よげん)のように。

2
(くる)しみの()の 夜明(よあ)けの(まえ)
(ひと)はピラトに (しゅ)をゆだねた。
ピラトは(つみ)を (しゅ)(みと)めず
ヘロデのもとに (しゅ)をゆだねた。

3
午前六時(ごぜんろくじ)に (むち)うたれて
(いばら)(かんむり) かぶせられた。
あざけりそしり その()()
十字架背負(じゅうじかせお)い (ある)かされた。

4
午前(ごぜん)九時(くじ)に (はだか)にされた
十字架(じゅうじか)につき (くる)しまれた。
人々(ひとびと)(みな) (しゅ)をあざけった。
全地(ぜんち)(くら)く ()はかくれた。
5
午後(ごご)三時(さんじ)に (しゅ)(さけ)ばれ
大声(おおごえ)をあげ ()(くち)にし
()にその(れい) ゆだねられた。
(みや)幕裂(まくさ)け、()(ふる)えた。

6
(ゆう)べとなって 兵士(へいし)たちは
(しゅ)脇腹(わきばら)を (やり)()した。
()しおと(みず)が したたりおち
聖書(せいしょ)()げる 預言(よげん)()った。

7
一日(いちにち)()れ 十字架(じゅうじか)から
ヨセフはイェスを もらい()けた。
そのみ(からだ)を (はか)におさめ
見張(みは)りの(へい)が (まも)りに()った。

8
(かみ)のみ()(しゅ)の み(くる)しみに
われら(したが)い、(あく)()けて
(しゅ)()(めぐ)み (むね)(きざ)
(まず)しい(たから) (しゅ)(ささ)げよう。
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