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マタイ受難曲でも歌われている有名なドイツの讃美歌のひとつです。作詞者であるパウル・ゲルハルト(1607-1676)の作品はドイツ讃美歌集にも多くが収録されていますが、生涯に140もの讃美歌詞を著したといわれています。ルターのドイツ語聖書とグリムの童話とゲルハルトの讃美歌、この三つがドイツで一番広く愛されている詩文だと言われています。
(参照文献:「信徒の友」さんびかものがたり4 川端純四郎著)
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見よ、十字架を、
罪にまみれて 生きる者よ。
栄光の主は あざけり受けて
罪を担われた。
2
主を恥ずかしめ、打つのは誰か、
さばく者よ。
人のかかえる 罪も悪をも
主は知らないのに。
3
それは私だ、
罪をざんげし つぐなうのは。
かせと鞭打ち、主の苦しみは
私にふさわしい。
4
私にかわり、
石より重い 重荷を負い、
イェスはのろいを 祝福にかえ
慰め与える。
5
私の心、主の死・苦難を
刻みつけよ。
世と私とを、死が分けるまで
ただ主に仕えよう。
6
主の苦しみと うめき、涙は
慰めです。
終わりの日には とわのいこいに
みちびいてください。
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